安全なタイヤであることを確認したうえで、いよいよ装着です。ナットを仮締めしてジャッキを下げた後に本締めを行いますが、この時に気をつけなければいけないのがナットを締める“強さ”です。

JAF富山支部ロードサービス隊・磯部智也さん
「タイヤの脱落の原因は“ナットの緩み”“ナットの締めすぎ”締めすぎるとネジが伸びてしまって折損する可能性もある」

つい不安に思ってナットを力いっぱいに締めすぎてしまうと、ナットを受けるボルトが破損してしまうためNGです。

そこで、適切な締め付けを確認できるのが『トルクレンチ』です。トルクレンチを使えば設定した強さで締め付けることができるため、人間の手でも均等に締めることができます。

JAF富山支部によりますと、タイヤ交換する車の多い冬の始め頃には、タイヤが外れてしまう『脱落』での依頼が増えるといいます。

JAF富山支部ロードサービス隊・磯部智也さん
「不安な人は自分でやらずディーラーなど専門的な所でやるほうが間違いない」

タイヤ交換はくれぐれも慎重に行い、安全な冬のドライブを楽しみましょう。