合成樹脂の原料であるナフタリンやガラスを使った作品で注目を集める作家の展示会が富山市ガラス美術館で始まっています。

「変わりながらあり続ける」をテーマに活動する芸術家宮永愛子さんの個展、「宮永愛子詩(うた)を包む」には今回のために制作された最新作から代表作まで23の作品が並びます。


京都府を拠点に活動する宮永さんは2011年に富山市のガラス造形研究所の特別講師を務めたことで、ガラスの魅力を再発見し多くの作品で素材としてガラスを採用しています。
また、合成樹脂の原料でもあり常温で気化するナフタリンとガラスを使った展示作品では会期中、時間とともにその姿が変化することで「時」の流れを目で見える形で表現しています。
この展示会は来年1月28日まで開催されています。