イタチごっこ「構造式が全く同じでないものは、違ったものとして扱う」
――法科学研究センターの雨宮正欣所長は、「専門的知識と設備があればできるんですが、いち業者が作れるほど簡単ではない」という見解ですが。
(法科学研究センターの雨宮正欣所長)例えば、線が1本あるとかないとか、場所とかそういうのによって、合成する難易度って違うんです。一概に簡単にできるものではないんですけども、科学的な知識があれば一部の構造を変えるということ自体は不可能ではないということです。
――危険性はどんどん高くなっていると言えるわけですか。
(法科学研究センターの雨宮正欣所長)そうです。より効くもの、という形で出てくることが多いです。THCってのは大麻に含まれる成分で、これは麻薬になっています。ところがTHCH、HHCは指定薬物で、名前だけ聞くと麻薬の方がなんか怖そうな気がしますが、危険性は後から出た物の方が危険だということ、これは知っておいて欲しいです。似た物質の危険性は未知数です。
――構造をすこし変化させて、規制対象にならないものがどんどん生まれる可能性はあるわけですか。
(法科学研究センターの雨宮正欣所長)そうですね。構造式が全く同じでないものは、違ったものとして扱うので、規制の対象外になってしまう。今までイタチごっこ、が起きていたのです。














