■7月以降の野菜予想価格は・・・

ずばり、7月以降野菜の価格はどうなるのでしょうか?秋葉社長に聞きました。

6月30日の価格と7月以降の予想価格を比較してみると・・・ 
▼レタス      88円→158円↗
▼タマネギ  3個280円→298円↗
▼キュウリ 1袋4本100円→128円↗
▼キャベツ    100円→158円↗
▼オクラ     78円→ 88円↗
(6月30日の価格と7月以降の予想価格を比較)

▼ジャガイモ 800g 158円→158円→
▼ナス     5本158円→138円↘
▼トマト  5個入り380円→350円↘
▼ネギ    3本1束158円→138円↘
▼ニンジン  3本1袋128円→100円↘
(6月30日の価格と7月以降の予想価格を比較)

秋葉社長によりますと、レタス、タマネギ、キュウリは少し値上がりナスやトマト、そしてネギは下がり、ニンジンも今は少し上がっていますが、今後また戻るのではないかと予想しています。

秋葉社長:
基本的に今の時期は非常に良いんです。このタマネギが少し価格が上がるというのが高畑教授と少し話が違っているのは、今、関東の平野部のものがたくさん出てるんですが、もうすぐ終わるんですよ。そうすると淡路島とか西の産地のものだけになってしまうので、(流通量が減るため)1回価格が上がります。ただこのあと、北海道のタマネギが8月後半くらいからたくさん出始めるので、9月ごろには(流通量が)本当に落ち着いてくるという状況になりますね。

恵俊彰:
9月とかに秋になってくると北海道が産地のものだから、今後どういう天気の影響が出るのかというのもありますし。

高畑教授:
北海道の気候によっては、今年の秋以降から来年にかけてのタマネギやジャガイモなどの産地リレーにかなり影響出てくるんじゃないかなと。

恵俊彰:
わかってはいたつもりでも、天候が野菜に影響するというのを身に染みて感じますね。

コメンテーター 教育アドバイザー 清水章弘氏:
第一次産業の方々って担い手がどんどん減っているわけですよね。それでこれだけ異常気象が発生してしまうと、より売り上げが読めなくなる。そうすると担い手がまた減ってしまって、日本の食料自給率が下がって、となってしまうので本当に心配ですよね。

恵俊彰:
エネルギー価格の高騰、円安、物価高。そこに今度は野菜不足とかになったら大変ですから、なんとかお天気に持ちこたえてもらいたいなと思います。