クマ対策のため柿の木を伐採していた男性2人が襲われ重傷を負った富山市で、17日もクマは見つからず現場周辺は厳重警戒が続いています。
近所の人:「(クマが)隠れているかと思ってて、現実になってしまって、本当に怖いですね」

16日、富山市上今町で72歳の男性が親戚4人と柿の木を伐採していたところクマに襲われ、左目近くを骨折。助けに入った59歳の男性もクマに噛まれ太ももに大ケガをしました。



2人を襲ったクマは見つかっておらず、17日も近所の人からは不安の声が上がっています。
近所の人:「今から不燃物の日なんでごみ捨てにいこうかなって、ちょっと怖いですけど仕方ないかな」「近所のいつもお世話になっている方が隣の家の柿の木を取りに行かれて、切っとられるのを見てたんですけど、しばらくしてからキャーって悲鳴聞こえて、びっくりしていたんです、怖いですね」


クマの人身被害を受け、現場から1キロほど離れた月岡小学校では、登下校ともに保護者による送迎を依頼。2人を襲ったクマは見つかっておらず警察などがパトロールするなど厳重警戒を続けています。

