注目の高校生ランナー 優勝争いは?

畑中良介さん「1人は郡山市・帝京安積高校3年の谷中選手、そして鏡石町・学法石川高校1年の増子選手、この2人の走りをぜひ注目していただきたい」

ともにレースに対する積極性やきれいなランニングフォームが特徴という谷中選手と増子選手。10月の県高校駅伝では、ともにエース区間の1区を走りしのぎを削りました。お互いを意識せずにはいられません。

県高校駅伝で1区を走った谷中選手(左)と増子選手

郡山市チーム・谷中晴選手「(増子選手とは)今年何度かレースをしてきて僅差ですべて自分が勝てた…やはり負けたくない」

今年も熱戦が期待されるふくしま駅伝。気になる優勝争いは…。

畑中さん「昨年度郡山市が優勝した。今年も2連覇を狙う布陣を組んできている。そこにいわき市、会津若松市、この三つ巴」

町の部優勝争いは…。

畑中さん「町の部は石川町が7連覇中ということで8連覇を目指している。そこに今年は会津美里町がバランスの良いオーダーをエントリーしているので、ここがとても見どころ」

村の部は…。

畑中さん「村の部は西郷村が抜きん出ているような気がするので、西郷村中心のレース展開と思われる」

また、今年は新型コロナの5類移行を受けて、4年ぶりに声を出しての応援が可能となりました。

畑中さん「走る選手はとても勇気をもらえると思うし、また沿道の声をかける、応援する側のテンションも上がって、それが総合的にいいレースを作り上げると思っている」

35回目を迎えるふくしま駅伝。タスキをミライにつなぐ伝統の大会の幕がいよいよ開きます。