「ここがオフィスになります」

小杉敬(こすぎ・けい)社長は、2018年に新潟県から移住し、会社を立ち上げました。

ゼインアーツ小杉敬社長:
「(松本はアウトドアの現場に)思い立ったらすぐ行けるので、そういう環境にいるっていうのは、物作りにおいてはものすごく良い環境ですね」

大手アウトドア用品メーカーで20年以上、商品の企画や販売に携わってきた小杉社長。

独立を決めた背景には、二極化するアウトドア業界への問題意識もあったといいます。


ゼインアーツ小杉敬社長:
「高くていいものか、安くて悪いものみたいな。そこに(ユーザーの)不満と欲求があるとずっと思っていた。機能も追求し、さらにはデザイン性みたいなものを追求して他のメーカーさんよりもずば抜けて良いものを作った上で、手頃な価格帯まで引き下げるっていうのを、やりたいと思ったんです」

機能とデザイン、さらには価格も追求した商品でたちまちユーザーの心を捉え、1年目から当初の計画の6倍を売り上げ!

入手困難となるほどの、大反響を得ました。


小杉敬社長:
「(テントの)生地は他のメーカーが使っているものよりも、強度は2倍の強度を持っているが、重量は3分の1」