大分県日出町在住で手足に障害のある中島眞一さんの切り絵を紹介する作品展が17日から大分空港で始まりました。

この作品展は芸術に取り組む、県内の障害者で作る「元気の出るアート!実行委員会」が開催しています。

大分空港の出発ロビーには日出町在住で切り絵を制作している中島眞一さんの作品11点が展示されています。中島さんは手足の関節が固くなる先天性多発性関節拘縮症で、アートナイフを口にくわえて制作を行っています。

作品の一つ「竹瓦温泉」は、別府の風情ある老舗温泉のたたずまいが立体的に表現されています。また、「赤蜻蛉」は、とんぼの羽の繊細な網目が細かい線で緻密に描かれています。

この作品展は11月23日まで国東市の大分空港2階出発ロビーで開催されています。