新潟市東区で2009年にタクシー運転手が殺害され、売上金が奪われた未解決事件について、有力な情報に上限300万円を支払う制度が1年間延長されることになりました。

この事件は2009年11月、新潟市東区でタクシー運転手の阿部次男さん(当時63歳)が車内で何者かに殺害され、売上金が奪われたものです。捜査本部はJR新潟駅南口からタクシーに乗った“最後の客”の男が事件に関与したとみて捜査を続けています。
この事件は2011年から、有力な情報に上限300万円を支払う報奨金制度に指定されています。事件発生後から今年5月末までに捜査本部には、およそ870件の情報が寄せられましたが解決には至っていません。そのため報奨金制度の指定期間をさらに1年間延長し、来年7月28日までとしました。

情報提供は新潟東警察署捜査本部で受け付けていて、警察は「皆さまの情報が頼り。ささいな情報でも気にすることなく提供してほしい」と呼び掛けています。