では、手を挙げた場合と挙げなかった場合ではどう違うのか実験してみました。



反対車線の車は2台目で止まりましたが、記者がいる方の車線は2台が通過しました。

次に、手を挙げて待ってみると…両方の車線とも1台目で止まりました。

午後4時半ー


続いて、日没で辺りが暗くなる時間帯では停止率は変わるのか、1時間検証しました。

井上記者:
「松葉杖をついた方が車を確認して横断歩道の手前でいったん止まりました。車も停止線のところで一時停止し、歩行者を渡らせていきました」
「自転車が横断していますが、車は徐行せず、もう一台の車も通過してしまい、車の流れが落ち着いたところで女性が渡っていきました」


停止率は73%。昼間から20%ほど上昇しました。

帰宅時間帯になると、車や歩行者も多くなり、注意して運転するドライバーが増えるのか、今回の調査では昼間より停止率が上がりました。

ただ、交通量が少なく街灯もほとんどない住宅街などでは、ドライバーが歩行者を認識しづらく、注意が必要です。