このうちのおよそ3割が日没の前後1時間に集中しているということです。
安曇野市では11月1日の午後5時過ぎ、信号機のない横断歩道を渡っていた松本市の男性が軽乗用車にはねられ、重体となっています。
県警の交通安全対策室の島田剛行(しまだ・たかゆき)室長は、ドライバーも歩行者も事故を防ぐ対策をしてほしいと話します。
県警交通安全対策室 島田剛行室長:
「ドライバーのみなさんには薄暗いと少しでも感じたら早めにライトを点灯してもらいたい。夜走るときには、ハイビームを活用してもらいたい」
歩行者の服装によっても、ドライバーからの見え方が変わります。

JAFの調査では、黒や青は暗闇に溶け込み、昼間では目立つ赤や緑も夜間は見えづらいことがわかりました。
県警交通安全対策室 島田剛行室長:
「横断歩道を横断しようとする歩行者がいるときに、車が停まらず通過してしまうと交通違反になります。横断歩道が見えたら手前で減速をして横断歩道とその前後に歩行者がいるかいないか、しっかり確認をお願いしたいと思います」
交通マナーが良いとされても事故のリスクをはらむ横断歩道。

特に日没と通勤通学の時間帯が重なる今の時期は、早めのライト点灯や明るい服装を選ぶなど改めて注意が必要です。