第2部の交流会では、生徒たちから次から次へと質問が飛びます。
男子生徒:
「映画作っている時に寝込んだりメンタルが悪くなったりもしたと言っていたが、どうやってそこから復帰したのですか」

新海監督:
「これを仕事にしているのがやっぱり大きいと思います。ずっと趣味でやり続けているとしたら、こんなに辛いんだったらやめちゃえと思ったかもしれませんけど、何人もスタッフがいてくれるので、彼らに仕事をつくるためにもやらなければってだんだん元気が出てきたり」
「どうしたら魅力的な物語ができるのか」といった疑問や、「どれくらい稼いでいるのか」といった質問まで、監督は、生徒たちの問いに丁寧に答えていました。
今の時代を生きる高校生を知る機会として、監督自身も今回の講演会を楽しみにしていたといいます。

新海監督:
「うけ狙いの質問もあれば、自分もアニメーションの世界に携わりたいというシリアスな質問もあって、両方の気持ちが高校生の(時の)自分自身の中にもやっぱりありましたから、あまり高校生というのは変わらないのかなと。であれば高校生を主役にしたアニメーション映画をもう少しだけでも作り続けられるなかなとそんな励ましもいただけたりしました」














