仕掛学の採用で被害件数は “8割減”

去年、兵庫県尼崎市では、歩きスマホに注意を呼びかけるためこんなユニークなポスターを制作。

今度はどうでしょう?なぜか、みられているような気がして歩きスマホをするのは気が引けてしまいます。

大阪大学 松村真宏 教授:「立体的なマスクなんですけど、実は目のところがくぼんでいる。けれどそれを脳が認識していないので、マスクを見るとどの角度から見ても目がこっちを見ているように錯覚する。人って社会的な動物なので誰かの目線にはすぐ反応する。見られてると思ったらついそちらの方に目を向けてしまう」

今回、県警が始めた「仕掛学」を利用した取り組み。実は、松村教授が愛知県警と組んですでに実施していて愛知県では自転車の盗難が8割減ったというデータが出ています。