去年棄権の磐城「1年前の時計を…」

そしてもう1校、決勝に挑むのは第3シード磐城。準決勝で第2シードの郡山北工業を破り、2年越しの思いを込めて花園を目指します。

佐藤芳弘監督「1年前の時計を動かすことができると思っています。1年前決勝できなかったことこれからだと思っています」

去年の県大会決勝、出場するはずの磐城の姿はありませんでした。選手全員が新型コロナの濃厚接触者となり、苦渋の決断の末、決勝を棄権。今年こそはという思いで磐城でしたが、さらに今年9月、記録的豪雨で近くの川が氾濫し、グラウンドが使えなくなりました。

高萩康太主将「グラウンドが変わってしまって、いつもと同じ環境ではない。練習できる範囲も狭くなってしまいましたが、そこを乗り越えて花園に行くことに大きな意味があると自分は思っている」

佐藤芳弘監督「全国各地からの仲間の支援、学校からの援助で今こうやってここまで来ることができた」