コロナ前の2019年と比較して、2023年は 流行が3か月ほど早まっている状況です。しかし、インフルエンザはそもそも「季節性」。 この先、患者数はどうなっていくのか?スタジオで詳しく見ていきます。
専門家「ピークは年末年始。3月ぐらいまでダラダラと続くのでは」

熊崎風斗キャスター:
インフルエンザは、“冬”という印象が強い方もいるかもしれませんが、少し早まっているということなんです。
実は、私も10月のアジア大会の出張中に、中国・杭州でインフルエンザにかかりました。
〈全国インフルエンザ感染者数〉
・2019年度 23.27人(コロナ禍前)
・2023年度 19.68人(10月23~29日)
※1医療機関あたりの患者数 厚労省HPより
コロナ禍前の2019年度は、やはり11月、12月頃から増え始めています。
今年(2023年度)は、やはりちょっと早いんです。
ピークについて専門家は…
国際医療福祉大学 松本哲哉 主任教授
「ピークは年末年始だが、(感染収束は)3月ぐらいまでダラダラと続くのでは」

では、どのような対策が必要になってくるのでしょうか。
やはり基本的な予防策としては、▼ワクチンや、▼手洗い・うがいをしっかりすること、▼それから▼部屋の換気を行うことも非常に効果があると、国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授は話していました。