ニホンジカ対策のネットにカモシカがかかってしまったり・・・
カモシカとは逆に数を増やしているニホンジカ。
そのため、綾の森では植物の食害を防ぐため、シカの侵入を防ぐためのネットが張られています。
(南九州大学 遠藤 晃 教授)
「あのネットの中は、下に草がたくさん生えていますよね。だいたい1.8メートルくらいの高さで見てもらうと、緑がたくさん見えますよね。ところが、(ネットの)外を見てもらうと、ほとんどそれがない」

しかし、ニホンジカ対策のネットにカモシカがかかってしまったり、二ホンジカを減らす猟友会の人手が足りなかったりと、カモシカの保護には課題が尽きません。

小川さんも、この場所でカモシカの現状を学びました。
(南九州大学4年 小川七海さん)
「私も実際に教育者として現場に立てたときには、こういった現状とかそういうのも含めて子どもたちに伝えていけたらなと思っています」
