陸の豊かさを守る取り組みです。
ニホンカモシカはカモシカという名前ですが、鹿とは違う動物で、宮崎県綾町の森が生息域の南限とされています。
このカモシカを通して、子どもたちに環境について考えてもらおうと、大学生が絵本をつくりました。
九州山地に生息するカモシカは約200頭 25年前の10分の1に激減
(1991年撮影:MRTテレビの過去映像)「あ、2頭!いるいる」

国の特別天然記念物に指定されている二ホンカモシカ。
綾の照葉樹林は生息域の南限とされ、カモシカは綾ユネスコエコパークの象徴の一つでもあります。


しかし、2018年から2019年に県教育委員会などが行った調査では、九州山地に生息するカモシカの数はおよそ200頭。
25年前の10分の1に激減していると推定されています。

カモシカの住む綾の森。
その大切さを子どもたちに伝えようと奮闘する大学生がいます。

(南九州大学4年 小川七海さん)
「ねえ、ねえ、二ホンカモシカって知ってる?もし、会えたら幸せになれるってうわさがあるんだ」
