一般的にペット販売の流れは、まずブリーダーが交配をさせて子犬・子猫を産ませます。ペットオークションでの競りを経て商品として店頭に並びます。ただ、繁殖できなくなった犬・猫や、病気などを持つ子は行き場がありません。
また、中には劣悪な環境で繁殖させたり、狭いケージに閉じ込めたりする悪質な業者もいます。

高橋潤 店長
「ペットショップ自体が悪いという位置づけではなくて、同じ1つの命として家庭に入ってもらって、1頭でも幸せになってくれる、みんなが幸せになってくれるのが一番」
販売の代わりに、▼トリミング▼ペットホテル▼しつけのトレーニングなど、飼った後のサービスで収益を得ています。
来店客
「子犬ばかりじゃなくて、5歳とか、そういう子でもいいかな」
「引退した頑張った子たちを引き取ってあげられたら、そっちの方がいいのかな」

フランスではショップでの販売禁止へ 犬・猫との出会い あるべき形は
フランスでは、2024年からペットショップでの犬や猫の販売が全面的に禁止されます。
衝動買いをし、バカンスシーズンに捨てる人が後を絶たず、年間10万匹が捨てられているというのです。
フランス動物愛護協会 会長(2021年)
「動物をショーウインドーに飾る商品として捉えるのは異常です」
今後はブリーダーから直接買うか、保護団体からの引き取りなどに限定されます。

ペットを売ること、買うこと。どう考えますか?
男性
「基本的にペットショップで見て、かわいいなというのを買っています」
「(販売を)なくすまではしなくてもいいのかな」
女性
「もし今後、お迎えするとなったら、今度は保護犬・保護猫にしようかなと思って」
「動物に値段をつける必要はないと思うので、それで良い飼い主に出会えたらいい」















