将棋のタイトル戦「王位戦」が6月28日、愛知県犬山市で始まりました。藤井聡太五冠に豊島将之九段が挑む対局。実は第6局の会場が、静岡県牧之原市の平田寺というお寺に決まっています。藤井五冠といえば注目は「勝負めし」。牧之原市ではどんな食事が用意されているのでしょうか。
28日から始まった王位戦。藤井聡太五冠が3連覇を目指します。
9月に予定されている第6局の会場は牧之原市の平田寺。1283年に創建され、相良藩主、田沼意次ゆかりの寺でもあります。対局する2人の食事はどうなっているのか。牧之原市の杉本市長に聞いてみました。
<牧之原市 杉本基久雄長市長>
「現在はまったく決定しておりません。市としても地域の地場産品を使った勝負めしを何品か提供したい」
王位戦第6局の食事は現状、白紙。そこで、SBSでは、牧之原市民50人にアンケート!平田寺のある旧相良町の飲食店で対局する2人に食べてもらいたい店を聞きました。
第3位は!
<牧之原市民>
「すけろく。評判がいい」
「すけろく。一番おいしい」
第3位は10人が推薦「すけろく」(牧之原市波津)です。食材の地産地消を大切にしている和食のお店。「海鮮ちらし丼」やメニュー豊富な「釜めし」が人気です。
第2位は!
<牧之原市民>
「レストランハーク」
「レストランハーク。ボリュームがあって若い方にはいいと思います」
第2位は国道150号線沿いにある「ハーク」(牧之原市相良:11票)。アットホームな雰囲気の和洋食レストラン。「豚ロースしょうが焼き定食」やドライカツカレーなどガッツリ食べたい人も大満足のお店です。
そして、第1位は!
<牧之原市民>
「蕎麦かな。壽亭」「ことぶき、壽亭」「壽亭」
第1位は牧之原市役所相良庁舎のすぐ近く。蕎麦の「壽亭」(牧之原市相良:13票)です。創業137年。旧相良町のソウルフードと呼ぶ人もいるんです。一番人気の「田沼蕎麦」は、田沼意次の子孫から名前をつける許可をいただいたそうです。
<篠原大和記者>
「のど越しがとてもよくておいしいです。天ぷらもサクサクでさっぱりとした蕎麦とよく合います。田沼蕎麦とってもおいしいです」
<壽亭 四代目 松下英世さん>
「地元の方に壽亭を選んでいただいて正直とても嬉しいです。牧之原市にはおいしい店がたくさんあるので対局される2人にはぜひ牧之原市の食べ物を食べていただきたい」
平田寺で行われる王位戦・第6局。藤井五冠がどんな「勝負めし」を食べるのか。今後の動きに注目です。
王位戦は七番勝負で、先に4勝した方が勝者となります。そのため、第6局の開催はそれまでの対局結果次第となります。牧之原市では今後、将棋に関する様々なイベントを企画してまちを盛り上げていきたいとしています。
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