電子カルテなどのDX化で業務効率化

【住】医師の長時間労働を改善する取り組みは、「タスクシフト/シェア」以外に何かあるのでしょうか?
【平】業務効率化を図るため、電子カルテなどの『医療のDX化』も推奨されています。
また、長崎県は『2024年までに勤務医の労働時間短縮のための体制整備を行うための条件を満たす医療機関』に対し、補助金を出すなどの支援を行っています。

今回の取材では、看護師や薬剤師の方々が、仕事や責任が増えるにもかかわらず、使命感を持って「医師の働き方改革」に自分たちも取り組んで行こうという姿が印象的でした。

新型コロナで改めてクローズアップされた医療提供体制の大切さと大変さですが、地域に必要な医療を持続的に提供していくためにも、医療従事者が働きやすい環境を作っていくことは大切です。
それは高度化・複雑化する医療の提供を受けやすくすることにもつながりますので、私たちにとっても大切なことだと改めて感じました。