V・ファーレン長崎の呼びかけで今シーズン初めて実施された、Jリーグクラブ連携の平和活動。
平和への思いが込められたフラッグや千羽鶴などが、長崎原爆資料館に寄贈されました。

東京ヴェルディ、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡に、サガン鳥栖、ロアッソ熊本、そしてV・ファーレン長崎。

今シーズン、V・ファーレンの呼びかけで実施された『Jクラブ連携平和活動』で集まった寄せ書きフラッグ と長崎原爆の日にちなんだ背番号「89」のユニフォームが寄贈されました。

V・ファーレン長崎高木琢也取締役兼C.R.O:
「被爆地ではないクラブが活動に関わって頂けたという事は大きな一歩だと思ってます」

V・ファーレン長崎は2015年からサポーターと千羽鶴をつくり、加入1年目の選手の手で原爆資料館に寄贈してきました。

3年前からは高校生平和大使とともに、平和の発信に取り組んでおり その活動を広げていくため、長崎県外クラブとの連携を発案。
各クラブ地元で活動する高校生平和大使と、試合会場で核兵器廃絶の署名活動にも取り組みました。

瀬畠義成選手(神奈川県出身):
「自分よりも年下の子達が考えているっていうのは、自分も改めて考え直さないといけないなって言うのは感じましたね。」

白井陽貴選手(栃木県出身):
「現に長崎に来てみて高校生が色々な活動をしている中で、スポーツ選手としての平和の表現をしていかなくてはいけないなと。」

大渕来珠選手(福岡県出身):
「長崎が決まる前に、元々ドイツに行こうと思っていて行先決まってたんですけど、ウクライナ寄りのドイツでいけなくなったので。(平和の大切さが)現実に身に染みたので本当に(戦争が)なくなればと思ってます。」

スポーツが楽しめる平和な世界をみんなの力で。
寄贈品は11月14日まで長崎原爆資料館に展示されます。