通期で2年連続の赤字だった北陸電力の2023年度第2四半期の決算が発表され、電気料金の値上げなどから過去最高の経常利益となったことが分かりました。


北陸電力 松田光司社長:「3年連続赤字はぜひ回避したいいうことでありますので、一定程度の利益が確保できたのかな。そして、新たな成長の投資ですね。こういうことが可能な一定程度の利益水準確保することができる見通しがたった」


北陸電力の2023年度第2四半期の決算は売上高が4079億円、経常利益は上期で過去最高となる700億円となりました。

電気料金の値上げのほか燃料費が2022年の同じ時期に比べて、3分の1ほど減少したことなどが影響しています。

今後の電気料金について松田社長は、ウクライナや中東情勢で今後、原油価格が高騰する可能性があることから、現時点で値下げは考えていないとしています。
