富山県自然博物園ねいの里 赤座久明さん:「必ず普通のヘルメットじゃなくて、フェースシールドのヘルメットをつけます。クマは顔を狙うんですよ」「来るのを前提に(クマ撃退スプレーのボタンに)指をかけて現場に入ります。クマが出てきたときに親指を離して(クマに向かって)ピュっと押すんです」

富山市の大山消防署では、クマから市民や自らの身を守るために「クマの生態」について学ぶ研修会が開かれました。

中では自然博物園ねいの里の赤座久明さんがクマは人間の顔面や頭部を狙い襲ってくることが多いため首筋や顔面を守ることが重要だと話しました。

またクマとの間にリュックサックなどの障害物を置くことも効果的だということです。

大山消防署 桐谷清徳署長代理:「本日の研修を生かして、現場では二次災害が発生しないように救助救急の業務にあたり、市民の安全安心を守っていかなければいけないと思っています」