■夫の「何でもいいよ」「簡単なものでいいよ」に妻はイラッ 献立地獄の脱却策は?


良原キャスター:
いろいろある料理の工程ですけれども、中でも一番ストレスがかかるのはどれですかということで、▼1位が後片付けでした。僅差で、▼2位が献立決めだったんです(3位 調理 4位 買い物 5位 盛り付け)。

献立決めについては、「子供の寝かしつけをしながら、明日の夕食を考えてしまう」「常に頭の片隅に献立が・・・」というような意見がありました。

では、献立をご主人に決めてもらいましょうということで、何食べたい?と旦那さんに聞くと、「何でもOK!」「君の食べたいもの」「おまかせで!」という答えが返ってくる。
一見優しいように見えますが、これは奥様をイライラさせているようなんです。Nスタの女性スタッフに聞きました。「何でもいいよ」という答え。


「何でもいいは迷惑。でも手間を考えずに、ハンバーグでとか言われても腹が立つ」
「ご飯何?って聞かれるとイラッとする。豚肉の炒め物があると言ったら、他には?と聞かれてさらにイラッ」


そして「簡単なものでいいよ」、こんなふうに言われまして・・・


「簡単なものって何?そうめんも面倒くさいんですけど、洗い物も出したくない」
「じゃあ、お前が作れって!」


ということで、お父さん作ります。
たまにパパが作ると“パパおいしい!”とお子さんたちが褒めると・・・

「いつも私がやってるのになぜパパだけ褒められる?チッ!」

イライラが止まらないようです。

ホランキャスター:
褒められたいと思ってやっているわけではないけれども、いつもやっている自分がなぜ褒められないのに、たまにやる人だけ褒められるんだっていう、その不公平感は絶対ありますよね。それがパパでもママでも。

良原キャスター:
そしてこの地獄から解放されようといろいろ試行錯誤しているご家庭もあるようです。“献立地獄”というネーミングを発案した方は、献立に困ったときは、ご主人に何が食べたいのかを聞き、答えない場合は“ご飯抜きのルール”を作ったということ。


「半ば強制的な苦肉の策だが、献立作りに協力的になって作ったご飯へのコメントも増えた」

さらに別のお宅では、1か月分の献立表(副菜を含めたもの)をご主人が毎月作って買い出しまでするというふうにしたそうです。それはそれで奥様は大変なのではということなんですが・・・


「考えるという作業が苦痛なので、決められた献立があるのは楽。夫が自分で考えた献立なので、ケチをつけられることもない」

井上キャスター:
作らない方が献立を考えるっていうことにして、ということですよね。

ホランキャスター:
でも早めに言ってもらわないと買い物しなきゃいけないから、それをご飯の直前に何々作ってと言われても、いやもう午前中のうちに出しといてよ、と作る側の気持ちはなりますよね。

井上キャスター:
スケジュールを立てて、こっちはできないから献立だけはっていうね。

ホランキャスター:
大変さをそれぞれが知ってもらうと、大変なんだな、じゃあ早めに言おうかなとか、何でもいいはやめようかなとかっていうふうになりますよね。