ミツロウラップのきっかけは
もともと、仙台でセラピストをしていた山下さん。自然に囲まれた丸森町で仕事をしたいと4年前に移住しました。丸森ならではのオリジナル商品を作れないか…。

注目したのが「ミツロウ」でした。
山下久美さん:
「セラピスト時代にクリームを作ったりして、使い慣れた素材だった。海外では(ミツロウラップが)結構使われているが、日本ではあまり流通していないので、これであれば新しくやれるんじゃないかと。あとは環境配慮の側面があるので」
丸森町の山間部にある石塚養蜂園です。山下さんにミツロウを提供しています。
石塚養蜂園のスタッフ:
「無駄巣という部分、これをミツロウラップ用に提供している」

年間で採れるミツロウは、およそ100キロ。問屋に卸すなどしていましたが、養蜂園では別の使い道を探していました。