新幹線計画の課題や現状の報告会を行う市民グループも
そんな中、今年9月、市民グループのメンバーらが新幹線計画の抱える課題や現状についての報告会を企画しました。
(報告会を企画した井崎敦子さん)「計画を知ったら京都の方は自分たちの街をすごく大事に思っている方が多いし、こんなことアカンと皆さんが声を上げるだろうというのはあったんです」
(報告会の様子)「(新幹線計画に)問題があるということと、今どうなっているかを簡単にお話したいと思います」
会では、京都の地下深くを縦断するように新幹線が通ることや、それに伴い現在、京都市内数か所で地質調査が実施されていることなどを報告。メンバーが制作したルート候補地の住民の声を集めた映像などが上映されました。
(老舗和菓子店)「なぜ京都に、地下を通って新幹線が必要なのかなというのは前から思っていたので。こういう運動が小さいところからだんだん大きくなっていったらすごくうれしいなと」
(老舗蕎麦店)「お水とともにずっと歴史のあるお商売をさせてもらっているので。通る通らないどちらにせよ、何か一番いい形になれば、未来にとって」