「皮革と油脂のまち、きねがわ」の活性化と人権啓発を目的として、2015年から始まった「きねがわスタンプラリー」。東京都墨田区東墨田の木下川地域でスタンプを集めながら、きねがわの歴史と現状を楽しく学べます。今回は、このスタンプラリーの取材報告です。
「皮革と油脂のまち、きねがわ」の活性化と人権啓発が目的
スタンプラリーは、まず、墨田区社会福祉会館で用紙をもらってスタートします。会館には、射的やお菓子釣りのほか、東京都人権啓発センターによる車いすを使った「ポロ」のようなアクティビティ(「ポロっとジェントル」)の体験ブース、そして牛の皮を使って犬のキーホルダーを作るブースなどがありました。
皮を使った作品作りを体験した親子は
このキーホルダー作りは、水を含むと柔らかくなる牛の皮の特性をいかして柔らかいうちに犬の形にするもの。自然に乾燥し、固まったら出来上がりです。
参加した8歳の女の子と4歳の男の子、その母親に伺いました。
ーー体験してどうだった?
8歳の女の子
「犬のやつが可愛くて楽しかったです」
4歳の男の子
「作った。楽しかった」
ーーお母さんはどんなきっかけでこちらに?
2人のお母さん
「小学校の社会科見学でこちらに来まして、そのときにこちらのイベントを聞いて、今回参加しました。皮に触れられてよかったなと思いました」

