車を横滑りさせコーナーを曲がる運転技術「ドリフト走行」です。その鮮やかさを競う自動車競技大会に、個人で参戦を続ける女性ドライバーが、岡山県津山市にいます。

憧れだった「モータースポーツの世界」に挑み続ける女性を取材しました。

「ドリフトに魅了された!」歯科衛生士の女性

「痛みがありましたら、左手を挙げて教えてください」

普段は、歯科衛生士として働くこちらの女性。

しかし、ヘルメットをかぶり車に乗り込むと…。

(ドリフト音)

ドリフト走行のテクニックを競う「プロの自動車競技大会」に参戦している、津山市の岩崎沙織里さんです。

(岩崎沙織里さん)
「やっぱりいい走りができた時『やり切った』『がんばった』『できた』というのがすごく嬉しくて、それが原動力になっています」

マンガ・アニメの影響で「ドリフトの世界」に

高校時代、マンガやアニメの影響から「モータースポーツの世界」に憧れるようになったという岩崎さん。

歯科技術の専門学校を卒業し、歯科衛生士として津山市の歯科医院に勤務する傍ら、車好きの仲間たちと「アマチュアのドリフト大会」に出場するようになったといいます。

(岩崎沙織里さん)
「走っていて楽しいというのが一番で、そこから輪が広がって…」