富山県内では26日もクマの目撃が相次いでいます。このうち富山市では市や付近の住民がクマ対策を強化しています。
竹内ジーナ記者:「付近でクマの目撃や人身被害が相次いでいる熊野小学校です。こちらの小学校では探知センサーをつけるなどクマへの警戒態勢が続いています」
このセンサーは市が熊野小学校と月岡小学校に設置したもので、クマなどの動物が出没するとカメラが起動し、自動的に市の担当課に画像を送信します。

学校ではきょうも児童を車で送迎する保護者やクマ撃退スプレーを手に警戒に、あたる警察の姿がみられました。

住民:「こどもらも大変なんですけど、犬の散歩とかされる方も大変だと思うので鈴付けて回っとるような次第ですね。9時くらいの明るくなってから出るように、夕方は散歩とかはしない」

25日午後7時ごろには富山市才覚地で成獣2頭が目撃されたほか、26日は富山市と砺波市でも目撃情報が寄せられていて、引き続き注意が必要です。
