富山市の呉羽丘陵の北側・呉羽山と、南側の城山を結ぶ散策路「呉羽丘陵フットパス」の連絡橋が完成し、26日開通式が行われました。10月28日から一般開放されます。

橋本星奈アナウンサー:「完成した呉羽丘陵フットパス、安定感したつくりで道幅も十分です。そしてなんといってもこの眺め。立山連峰、富山市街が一望できます」

長さ124m、地上からの高さおよそ28mの呉羽丘陵フットパス連絡橋は、県道・富山高岡線によって分断された呉羽山と城山」をつなぐ吊り橋です。

立山連峰や富山市内が一望できるほか、西側には高岡市の二上山や新湊大橋などが見渡せます。

26日は富山市の藤井市長など関係者が集まり開通式が行われ、地元の園児たちが歌や踊りで、完成を祝いました。

橋からの眺めはー

園児:「(何が見えた?)ゴーゴーカレー見えた」「景色よかった」

連絡橋の設計をめぐっては、2019年に市の当時の建設部長が秘密情報を漏らした官製談合が発覚。

工事が遅れ、完成が当初の予定より半年ずれ込みました。

藤井富山市長:「誠に遺憾な事件・事案だったなと考えております。それをしっかりととらえて二度とそういう事件が起こらないように、今後もしっかりと市政の運営をしていきたい」

この連絡橋は10月28日から、土日・祝日の午前9時から午後4時半まで一般開放されます。

市では2026年度の完成を目指し、周辺に公園や広場などを整備する方針です。