カラス激減「作戦大成功」
これらの対策によって、東京のカラスは激減しました。
専門家は「ピーク時の24%程度にまで減った。特に生ゴミ対策が特に効果があったのでは」と語っています。また意外なところでは都会でもオオタカなどの猛禽類が増え、カラスを捕食しているという理由もあるそうです。

また、昨今で言うと、コロナ禍で飲食店が休業し、そもそもの生ゴミ量が減ったことも、このところの急減に影響したとも言われています。

カラスの仕事
しかし、カラスが減ったことは必ずしも喜ぶべきことばかりではありません。
カラスは生ゴミだけでなく、ネズミなど都会の害獣も食べます。またハトなどの小動物の死骸を食べる役割もあり、街の掃除屋さんという側面もあったのです。
また、そろそろゴミ出しルールが緩んできたのか、一部の繁華街では再び増え始めているとの目撃証言もあるようです。