2軒はしごで約1万5000円の“スナックツアー”が大人気!
南波キャスター:
では、なぜスナックが外国人に人気になったのか。

スナックが好きすぎる“スナック女子”の五十嵐真由子さんは、2020年に日本人向けの「スナック横丁」というサイトを開設しました。ところが2022年頃、想定外に外国人のアクセスが増えたということです。
YouTubeやSNSで英語で発信するのを増やしたのが要因ではないかとのことですが、そこで外国人観光客向けの“スナックツアー”を企画。もともと日本人向けにやっていたものを、外国人の皆さんにもウケるのではないかということでやってみたら大盛況でした。

オランダから来たという4人組の観光客は、通訳兼ガイドと一緒にお店を探しています。目当ての店を見つけても、やはり入るのにちょっと戸惑ってしまいます。

最初は戸惑っていましたが、ママのおもてなしですっかりご機嫌。そしてスナックの定番のカラオケで、ノリノリですね。知っている日本の歌を、楽しく歌っているということです。

ツアーの料金は2軒はしごして約2時間20分、約1万5000円(103ドル)です。なんと、1軒につき飲み物3杯とおつまみがつくので、計6杯とおつまみが食べられて1万5000円。非常に人気だそうです。
ホランキャスター:
秋元さん。外国の方を確かに目にすることはありますか?
オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表:
あまり意識したことがなかったのですが、スナックはそもそも、確かに日本ならではなのだな、というのを今VTRを見ていて初めて気づきました。地方のスナックもよく行くのですが、まだそんなに外国の方はいらっしゃらないなという感じです。
ホランキャスター:
井上さん、「地方は任せろ」みたいなことをさっき言っていましたね。
井上貴博キャスター:
先輩に、初めて行く土地のスナックは行きなさいと言われたんです。
確かに行くと地域性があるし、ママのコミュニケーション能力が高いので、こっちも酔っ払っているから連絡先を交換することになるんですよ。そうすると、すごく情報をくれるんですよね。観光の情報を含めて…「こういうのあるよ、行きなさい」とか、「あのおじちゃんに話通しといたから」とか。