開催までおよそ1週間となったおはら祭のポスター。躍動感あるデザインですが、違和感がありませんか?



よく見ると、鹿児島のシンボル桜島が山頂の右側の方が高くなっています。そして、MBCのお天気カメラから見た桜島は、左側の北岳の方が高くなっています。
実は、反転した写真が使われていました。

右肩上がりの桜島、そしてよく見ると逆の街並み。

この反転した写真のポスターは、来月2日、3日に開かれる南九州最大規模の祭り、おはら祭をPRするため、鹿児島市が制作しました。

市によりますと、デザインを含めておよそ42万円をかけてポスター500枚、チラシ3000枚を印刷しました。コンペを経て市内の印刷会社がデザインしたもので、今月上旬に納品され、市内の商店街などに貼られているほか、福岡商工会議所や大分市観光協会など県外にも送られています。



市の職員11人が制作に関わっていましたが、反転した桜島に誰も気付くことなく納品されました。