やはり休みには、地域特有の事情が絡んでいました。

同じように一部で寒中休みが残っているのが南佐久地域です。

(南牧南小学校・栗林幸治校長)
「南牧とか川上西小も同様かと思うんですが、高原野菜を基幹産業としておりまして、農閑期に入って少しでも家庭の時間を取れるようにっていう配慮もありますけどね」

こうした短い休みにあわせて、スキーやスケートの全国大会が行われたり、かつては教員の研修旅行などもあったりしたようです。

地域の産業と密接に関わっていることが分かった学校の休み事情。

GHQも苦言を呈した「宿題なし」とは行きませんが、その背景にも想いを馳せ、家庭で過ごせる時間を有効に活用したいものです。