「直球勝負」が真骨頂!セ・パ7球団から調査書が届く自慢のストレート

185㌢・86㌔の体格から4種類の変化球を操りますが「直球勝負」が真骨頂。この夏の県大会では投球の「9割」がストレートでした。

弘前工業高校・成田晴風投手
「自分の持ち味のストレートをたくさん投げて打者を圧倒するような投球スタイルだと思う。もし前の打席でストレートで打たれたら次にまわってきたときはストレートで抑える」

セ・パ7球団から調査書が届くなど自慢のストレートはプロからも注目の的。見据える目標も明確です。

弘前工業高校・成田晴風投手
「やっぱり1軍に上がって2、3年後には日本代表になって日本を背負えるピッチャーになりたい。火の玉ストレートは自分にとっても大きなもの。火の玉ストレートを超えるストレートを投げられるようにがんばりたい」

日の丸を背負い一時代を築いた藤川投手を超える存在へー。その思いを胸に成田投手は運命の瞬間を待ちます。

◆成田晴風(なりた・はるせ)2006年2月27日・青森県大鰐町生まれ。大鰐小3年で「あじゃらBBC」で競技を始める。弘前工業では1年春にベンチ入り。1年秋から背番号1を背負う。家族は両親と妹で父は陸上やり投げで国体出場、母は元ハードル選手。両親は農家でミニトマトとアスパラガスを栽培。185㌢、86㌔。右投げ右打ち。直球の最速は150㌔、ツーシーム、スライダー、カーブ、フォークを操る。