憧れたのは「火の玉ストレート」 磨き上げたストレートは最速150㌔!

弘前工業高校・成田晴風投手
「多少の緊張はあるけど今までやってきたことは間違いじゃないと思っているので結果を落ち着いて待つだけです」

生まれ育った青森県大鰐町で野球を始めたのは小学3年生。日米通算245セーブのクローザーへの憧れを成長につなげてきました…。

「日本新記録シーズン79試合目の登板!3人で切り抜けられるか!バッター村田(善)にピッチャー藤川!大歓声の中3球目!空振り三振!見事に3人で抑えました!」…

打者の手元で浮き上がる「火の玉ストレート」を武器に阪神などで活躍した藤川球児投手です。

弘前工業高校・成田晴風投手
「藤川球児選手のストレートを自分も投げることができればいい投手になれると思っていた。それを目標にしてがんばってきた」

藤川投手の動画を参考にストレートを磨き上げ、入学時は135キロだった球速は最速150キロに到達しました。

弘前工業高校・中畑信監督
「考えていろいろと取り組んできたことが、行動してきたことが素晴らしいところだと思う。力強いスピンの効いたボールを投げられることが一番の魅力」