
警察庁の調べでは去年までの5年間で、自転車に乗っているときに亡くなった人のうち、半数以上が頭を強く打ったことによるもの…。ヘルメットを着用していない時の致死率は着用している時に比べて2倍以上高くなっています。
ヴィクトワール広島 宮崎健太選手
「レース中に転倒して頭を打って着用していたヘルメットが割れたことがある。自転車の車体も割れてしまうほどの事故だったが、ヘルメットを着用していたおかげで脳には全くダメージがなく、たんこぶ程度で済んだ」
命を守る効果が実証されているヘルメット。自転車専門店の人に正しい着用方法について聞きました。
ワイズロード・フジグラン広島 木谷洋美副店長
「後ろにアジャスターがついてますので、これをまず目いっぱい左に回してください。この部分が広がった状態から頭に被っていただくんですけども」
かぶる位置は、ヘルメットの先端が眉毛の位置から指一本空いたぐらいの位置です。被った状態でアジャスターを回し、頭を固定します。このとき、頭を振ってみてヘルメットがずれなければ大丈夫です。

木谷副店長
「あごひもなんですけれども、こちら、あごにぴたっとくっつける方が多いんですが、くっつけちゃうとストレスになってしまうので、指が縦2本分入るくらいがちょうどいいと思います」