秋田県で開かれている秋の高校野球東北大会は19日準々決勝が行われ、岩手第1代表の一関学院は秋田第2代表の秋田修英と対戦しました。

勝てばベスト4と、センバツに1歩近づく準々決勝。一関学院は3回表、デッドボールとヒットで1アウト1、3塁のチャンスをつくり3番・山内。右中間へのタイムリーツーベースで2点を先制し、続く4番・梅田の内野安打でさらに1点を追加します。
その裏秋田修英に1点を返された一関学院は4回表、ヒット2本と送りバントで1アウト1、3塁とし、1番・佐藤のセンター前ヒットで1点を奪い、4対1とリードを広げます。
投げてはエースの左腕・高澤奏大が緩急を駆使した投球で秋田修英打線を翻弄。2安打1失点の好投で最後まで相手打線に付け入る隙を与えませんでした。
一関学院は4対1で秋田修英を下し、準決勝進出を決めました。そして21日の準決勝へ気持ちを高めていました。

(一関学院 高澤奏大 投手)
「自分たちは秋チャンピオンという目標があるので、次の試合を勝たなければ意味がないと思っているので、しっかり疲れをとってしっかり投げられるように。チームの勝利が一番だと思うのでしっかりと調整していきたい」
(一関学院 松本導士 主将)
「(準決勝では)1点でも多く取れるようにバッティングから流れを作って、丁寧に守備をして勝てるようにしていきたいと思います」

20日は休養日で、一関学院は21日、準決勝で青森第1代表の青森山田と対戦します。来年春のセンバツの東北地区の一般選考枠は1つ増えた3校となっていて、決勝に進出すれば出場の可能性が高まります。