記者
「こちらが今回漏水した配水管の一部分です。切り取られた、ほん一部分なんですけど、鋳鉄製ということでかなり重いです。そして、この内側が、水が通る部分なんですけども、敷設から70年以上経っているということで、かなり腐食が進んでいます」

大竹市によると、こうした鋳鉄製の水道管の更新基準は50年ですが、この配水管は1950年頃に敷設され、70年以上経っていました。

大竹市上下水道局 中司和彦 工務課長
「水道を利用される皆様に大変なご不便、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」

大竹市は長さ200キロ以上ある配水管の更新が遅れていることを認めました。

中司課長
「市内の管路延長に対して年1%、約2キロぐらいを目標に老朽管路の更新工事を行っていくという計画にしてるんですけども、ちょっと追いついてない、目標に届いてないという状況でございます」