昭和43年(1968年)4月、菊池神社で勧学祭(かんがくさい)が行われました。勧学祭とは新入学児童の身体健全・学業成就・通学安全などを祈願する神事です。(地域により対象・内容などに違いあります)

当時ニュースはこう伝えています。「菊池市のサクラの花も八分咲き。春の大祭で賑わう城山の菊池神社できょう新入学児を集めて勧学祭が行われました。

この勧学祭は毎年新入学児を集めて子供達の健やかな成長を祈るもので、きょうは神事の後、真新しい帽子や学童服姿の良い子たちおよそ200人がおかあさんたちに手を引かれて、境内に集まりました。

神主さんのお祓いを受けて子供達は神妙なおももち、丁寧に玉串をささげ、「優等生になりますように」と祈った後、お守りと紅白のラクガンをもらってうれしそうに帰っていきました。

先月の25日から始まったこのさくら祭り、音の仮装パレードをピークに大賑わいが予想されています。」