岩手県生協連は17日、盛岡市で今シーズン初めての灯油委員会を開き、当面の灯油価格について、1リットルあたり110円とすることを決めました。2年続けて過去最高値を更新です。

決定した灯油価格は、10月21日から11月20日までの期間中、配達料込みで1リットルあたり110円です。
過去最高値を記録した去年の同じ時期に比べて1円高く、1缶=18リットルだと1980円になります。
産油国の生産調整や円安の継続が背景にあるとして、県生協連の吉田敏恵専務理事は「年内はこの価格を継続し、今後も2000円を超えない、または少し上回る程度に価格を抑えたい」と話しています。
今後、原油価格の動向次第で、価格を見直す可能性があるということです。