“低迷”する コメの消費量と価格
この60年間で新潟のコメ生産量が「全国1位」だったのは35回。
しかも、3位以下になったことが一度もありません。
『コメと言えば“新潟”』のイメージは確立されているといえます。

一方で減少傾向にある日本人のコメの年間消費量は、2022年には50.8kgで、ピーク時(1962年・118.3kg)の半分以下になっています。

米の平均取引価格も、バブル崩壊後の1993年産米の2万2813円(1俵・60kgあたり)から長期的な下落傾向にあります。
2021年産米は1万2860円となっていて、新潟を代表するブランド米「魚沼コシヒカリ」が、かつて3万円を超えていた時代とは隔世の感があります。