インフルエンザでは薬と関係なく異常行動を起こすため、熱が高い間は特に注意が必要だと、大野医師は話します。

おおの小児科・内科医院 大野光洋院長
「熱がある間はなるべく目が離れないようにする。様子が分かるようにしておく。異常言動が2時間を超えて続く場合は、急性脳症の可能性があるため、救急受診も考慮したほうが良いと思います」

厚生労働省では、万が一の転落等の事故を防ぐために、発熱から少なくとも2日間は、特に小児、未成年者が容易に住居外へ飛び出さないために、「玄関や窓を確実に施錠する」「ベランダに面していない部屋で寝かせる」「一戸建てに住んでいる場合は、できる限り1階で寝かせる」などの対策を呼びかけています。