オランダ船籍の豪華客船「ウエステルダム」が17日、岩手県の宮古港に初めて入港し、小学生が太鼓の演奏で歓迎しました。

15日に横浜港を出発したウエステルダムは17日午前7時ごろ、朝日を背に岩手県宮古市の藤原ふ頭に入港しました。宮古市に入港するのは初めてです。
ウエステルダムはオランダ船籍で総トン数8万2862トン、全長285.24メートル。乗客1964人を収容することができます。
港では新里小学校の6年生が「新里太鼓」を披露し、船を出迎えました。


次々と降り立った乗客は浄土ヶ浜をはじめとする宮古市内の観光地のほか、岩泉町の龍泉洞や田野畑村の北山崎を訪ねるツアーに出かけていきました。


ウエステルダムは午後5時まで停泊し、次の寄港地・北海道の函館に向け出発します。