均衡を破るのは、どちらか。
前半をシュート0本に抑えられていたパルセイロですが、後半早々にチャンスを迎えます。
杉井のクロスを原田が落として、西村!
右足から放ったシュートは、山雅のディフェンスに阻まれ得点はなりません。
拮抗した試合が動いたのは、最終盤の41分。
山雅は、自陣からのフリーキックを渡邉が頭で競って、抜け出した野澤!
キーパーの位置を冷静に見極めたループシュートで、山雅が待望の先制点を奪います。
これが決勝点となり、今シーズン3度目のライバル対決は山雅が勝利。
上位チームが軒並み敗れた中で価値ある勝ち点3を積み、6位に浮上しました。

松本山雅 小松蓮選手:
「この試合はもうとにかく勝つことだけ考えてたんで、嬉しくてたまらないです」松本山雅 菊井悠介選手:
「ほぼパーフェクトゲームだったと思います。圧倒的な差があったと思うのでもう少し点差でその差っていうのを見せつけたかったですけど」
松本山雅 霜田正浩監督:
「どんなにいい試合をしても勝ち点3以上は貰えませんが、今日は勝ち点3以上の価値があった」
一方のパルセイロは、歓喜再来とはならず、順位は15位のままです。

長野パルセイロ 三田尚希選手:
「準備のところを含めて、反省しなきゃいけないなというようなゲームでした」
長野パルセイロ 高木理己監督:
「もうラストチャンスだというふうな位置づけでゲームに入ったんですけども、自分の力不足を痛感しています」
次節は山雅が沼津と、パルセイロはFC大阪と対戦します。














