青森県産のサバをふんだんに使ったカップ麺が完成しました。これまで利用されていなかった魚体が小さいものを食用として取り入れていて、食品ロスの削減にもつながる一品となっています。
販売が始まったのは「もったいないをおいしさに陸奥の鯖だしラーメン」の醤油と味噌の2種類です。16日は開発した即席ラーメン製造販売会社エースコックの正野孝治執行役員たちが宮下宗一郎青森県知事に完成を報告しました。
「鯖だしラーメン」は農林水産省が展開する食品ロスを減らす運動に賛同するエースコックが食用として利用されにくい重さ300グラム以下のサバ約1トンを活用して開発しました。サバ1匹丸ごとを煮出して作ったエキスが入っています。
青森県・宮下宗一郎知事
「サバの風味がすごい!すごいサバ!たまに飲んだあとや昼に小腹がすいた時に楽しんで食べられる内容になっていると思います」
「陸奥の鯖だしラーメン」2種類はメーカー希望小売価格255円で16日から全国のスーパーなどで数量限定で販売されています。