新たな感染症の発生を想定した医療関係者による対応訓練が11日、岩手県矢巾町の岩手医科大学で行われました。

訓練は感染症対策への意識向上を図ろうと、岩手医大が中心となって企画したもので、去年に続いて2回目の開催です。
11日は盛岡市周辺の病院に勤める医師や看護師など、およそ30人が参加しました。
訓練では岩手医大感染制御部の長島広相部長が、目が細かいマスクの着用や、手指の消毒の徹底など、基本的な感染対策が重要であると説明しました。
その後、参加者は医療用品メーカーの担当者とともに実際に医療用のマスクやガウンなどを身に着け、感染対策を再確認しました。
訓練は来年以降も定期的に実施する予定です。