「こどもの命を預かる 園の暑さ対策は?」
子ども達が長い時間過ごす園では、どのような対策がとられているのでしょうか?
幼稚園では屋外での活動にあたって、暑さ指数や熱中症警戒アラートなどを判断材料とし、それぞれの園で中止の基準を定めています。また文部科学省は、数字だけにとらわれるのではなく、園児の様子や前日の気象状況なども配慮しながら、安全対策を徹底するよう園に求めています。
その他、独自の取り組みとして強い日差しを防ぐため園庭に日除けを設置している園もあります。
東京都目黒区の自由が丘若草幼稚園では、園児の健康を守りながら幼児期に不可欠な活動を安心して行える環境を作りたいと10年ほど前に遮光ネットを設置しました。

また可動式の日除けテント「オーニング」を導入している園もあります。


日本オーニング協会によると日陰を作り出し、日射と地面からの赤外放射を大幅にカットすることで体感温度は約7℃も低下するということです。
このような工夫によって園庭での活動の機会が少しでも増えるのは
親としてはうれしいところです。