「猛暑の夏 子どもと何して過ごす?」
名実ともに夏が終わった今、小さなお子さんを持つママパパに聞いてみたいのが
「連日の猛暑、何をして過ごしていましたか?」
我が家は幼稚園に通う娘と自宅保育の1歳の息子がいますが、1カ月半以上もの長い夏休み期間、外遊びができず途方に暮れていました。
公園どころか、近所のスーパーマーケットにちょっと買い物に出るのも危険を感じるほど。
身長が低いこどもは大人以上に過酷な暑さにさらされるため、アスファルトの上を少し歩くだけでフラフラに。かといってベビーカーや自転車のチャイルドシートも高温になるので、乗せようとすると「あちゅいー」と毎回息子に泣かれる始末でした。
そして唯一予定されていた幼稚園のプール解放も、暑さのため中止に。
せっかくの休みでしたが、こどもの健康第一に我が家はほぼ家に引きこもっていました。
昼間だけじゃなくて、朝夕も暑かったのだから救いがありません。
東京都心でこの夏の最高気温(37.7℃)を観測した日(7月26日)にいたっては朝7時過ぎから夜8時前までの12時間以上、30℃超えの暑さが続いたのです。
朝も夜も、北も南も、山も海も暑く、まさに日本全体が逃げ場のない猛暑に見舞われました。
こうした中、私が個人的に心配だったのが、“こどもの体力低下”です。
特に1歳の息子は歩けるようになって動きたい盛り。
本当は自然の中で、思いっきり遊んだり歩いたりして身体を育ててあげたい時期なのですが、夏が過ぎ9月が終わるまで、ほとんど外遊びできませんでした。
私の幼少期の夏休みといえば、それほど暑さを気にせず外で毎日友達と遊んでいた思い出があります。
公園ではセミの合唱とともに子ども達の元気な声が響く光景が当たり前でしたがこの夏、都内の公園は閑散としていました。
その分、現代は遊具などがある屋内施設も増えてきて有難いのですが、当然同じことを考える家庭が殺到しますし金銭的なことを考えるとそう頻繁には利用できないのが本音です。
今のこどもたちは長期の休みの間、友達と遊ぶ場もなく過ごしているのです。