入院患者に暴行したとして複数の看護師が逮捕された東京・八王子市の「滝山病院」をめぐり、市民や議員などでつくる団体が東京都に対し、希望する入院患者の転院や退院を迅速に進めるよう求めました。
八王子市の精神科病院「滝山病院」をめぐっては、複数の看護師が患者に暴行した疑いで警視庁に逮捕されていて、東京都は、病院の入院患者に対し、転院や退院の意向調査や支援を行っています。
こうした中、市民や国会議員、都議会議員などでつくる団体が10日、東京都庁を訪問し、希望者の転院や退院が進んでいないとして、改善を求める要望書を提出しました。
要望書では、先月末時点で転院や退院を希望したおよそ35人のうち、都の支援で転院したのはわずか5人だと指摘。未だ遅々として進まない状況を非常に危惧している」として、他の地域福祉関係者からの協力も得ながら、本人の希望に沿って転院や退院を進めるよう求めました。
要望書を受け取った都の担当者は、「東京都として、しっかりこの問題に引き続き取り組んでまいります」と答えました。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
